波乗り投資 -米国株ゆるり自由旅-

海見えぬ湘南界隈のクソダサいリーマンが米国株投資に全力疾走し、いつか自由なるBlog

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配当金 有り無しの計算

配当の有り無しについて、それっぽく計算してみました。


【計算仮定】
BPS=100円 (現時点)
・株価=100円 (現時点)
・PER=1         (ずっと続くと仮定して) 
ROE=20% (ずっと続くと仮定して)
・初期投資額=100円×1株 = 100円
・税率=20%

case①利益をすべて再投資(配当性0%)
case②利益を配当金と再投資で半々(配当性50%)
case③利益の全てを配当金(配当性100%)

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BPS (一株当たり純資産)と配当金累計
まずはBPSと配当金累計グラフ
case①は配当0%なので、当然配当金累計も0円
case③は毎年配当金16円が入金(BPS100円×ROE20%×税引後80%=16円)


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ここで注目はBPS。CASE①は配当を出さず、内部留保→再投資することで、年率で20%(ROE=20%)でBPSが増えていく。その増え方は複利で上昇
⇒元本が成長

一方、毎年利益の全額を配当に出すcase③はずーっとBPSは同じ
今回BPS=株価 (PBR=1)としているので、case③の株価はずーっと同じ


ちなみに、そんな極端なcase①と③に阻まれたcase②(配当50%)は?
面白いことに、当初の配当金はcase③より少ないけれど、途中で逆転する始末。
はてさてなぜに?


BPS+配当金の合計
さて、ここからが、配当を出した方がいいのか?出さない方がいいのかの計算結果。
もらった配当金は溜め込むのみ、つまり、BPS(元本)+配当金で考えると、

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一目瞭然。配当出ない方の圧勝。
なぜなら、配当金は単利でしか増えない。配当を出さず再投資にあてるとROE複利マジックが働く。元本成長こそ株の真価。

配当を貰って寝かせても、非効率




■配当金の再投資
では頂いた配当を毎回、自分で再投資しようと頑張るとすると…

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悲しいかな、手間掛けた割に、case①の配当0%に勝てない…
なぜなら、配当が出た時点で、税金を20%も持って行かれているので、せっかくの再投資原資が目減りしているから。
今回の計算では無視しているが、実際には再投資時に証券会社に新規購入手数料も
払い、ダブルで損する

ROE=20%の仮定では、20年後には配当有り無しで倍半分の差が出てしまう。


■配当金の再投資時 20年後の成績

どうせ売却するときに税金をはらうから、結局同じじゃない?という意見

なので、
・配当金受け取り時に税金を払う(前払う)
・無配当のままで元本成長して、最後の売却益で税金を払う(後払い)

どっちがいいか???

20年後の計算結果表
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配当0%(無配)は株数は1のままで、BPS=株価が成長
配当100%はBPS=株価はずっと変わらないが、再投資で株数が増えている

そんな違いの中で、20年後に売却したすると

結論は税金は配当0%(無配)の後払いの勝ち

配当0%(無配)は100円が3834円になり、売却すると税引後利益2987円
配当100%は100円が1946円となり、売却すると税引後利益1846円

それが、足し算ではない。掛け算(複利)の世界。


どうせ払う税金でも、出来るだけ後に払おう!!!