我が家には、9才小3と5才年中の姉妹コンビがいます。下はまだまだですが、上は小学校に上がったぐらいからちょいちょいお金のことを
教えています。でもどう教えたらいいものかというのは非常に困る。
まぁまずは普通に「稼ぐ」「使う」ぐらいのところから、知恵つけてきました
少し前、確か小2ぐらいのときの話です。
「稼ぐ」ということ
まずはシンプルにお小遣いを渡すことに。でも最初の問い
我:「お小遣いは、毎週100円と毎月500円どっちがいい?」
娘:「うーーーーん、 じゃあ毎月500円!」
クソ! 絶対、毎週もらえる方がいいって答えると思ったのに…
我:「なんで?」
娘:「えー… だって、1ヶ月って4週間のときと5週間のときもあるじゃない。4週間のときって少なくなるよなぁって思って」
クッソ~! 小2に超全うな答え返されてしまったよ。私は小学校のとき毎週100円だったのになぁ。負けた…
我:「はい…。あと家の仕事したら、一回20円な。皿洗いとか洗濯物たたみとか」
娘:「うん、分かった~ (嬉しそう)」
やっぱりインセンティブというか、成果主義とかいうのを与えると喜ぶようだ。おかけで格安賃金で雇うことに成功。ちょいちょいコキ使ってます。
「使う」ということ
小遣いの使い方は口出ししてません。お金は大事だから貯めとけなんていう気もなく。それよりも、欲しいものは自分で買えって言うだけ。とにかく、自分で使ってみて物の価値やら知って欲しいしね。イオンの雑貨屋でちょいちょい女子らしい物を買ってる模様。
でも、意味はよく分からない、学校でも習っていないとか言うわりに、電卓使って×1.08倍とか計算してますね。
そんな中、アイスが食べたいって言い出した姉妹。乏しい小遣いでアイスも自腹っていうのは流石に酷か。また、意地悪なオヤジの出番。渡したのは100円玉を2枚、「はい、これで買ってきな!」
でも、どう使うのか興味津々でコンビニに付いて行きました。
コンビニへは嬉しそうに駆けていく姉妹。先に辿りついた二人は早速品定めしてました。そして、二人が見定めたのはジャイアントコーン。でもすぐに姉の方は怪訝な顔に。
だって渡したのは200円ですからね。敢えての200円。意地悪オヤジからの200円。残念ながらそれは無理ですね~。今やコンビニでは、アイス2個を200円じゃ買えません。お前達がガリガリ君が好きじゃないのを知った上での200円なり。
そこからは悩む娘達。妹にガリガリ君を無理に勧めて、自分はジャインアントコーンを得ようとする姉。でもガリガリ君とジャイアントコーンの組み合わせでも200円超える…あーでもない、こーでもないってって必死に組み合わせを考える。そして追加資金提供の交渉してくる。
でもそれを拒否して意地悪オヤジは店外へ。
長くなりそうだし、外でタバコふかして待つかな。どうせガリガリ君しか選べないんだからさ…
そうすると、意外とさくっと決め出てきた。
我:「何買ったの」
娘:「これ~」
コンビニ袋に入っていたのは、なんとチョコモナカジャンボ1個。 あら?予想外す。ガリガリ君じゃなかった。
我:「へぇ~ なんでこれにしたの?」
娘:「これなら二人で分けれるから。それにこのお釣りを取っておけば、今度のとき2個買えるじゃない!」
おっと、そう来たか…。意外と頭の中でソロバンはじいてやがる…
これが8才のときの話。今9才ですが、ちょいちょい交渉事してきます。なのでそろそろ「稼ぐ」「使う」の次の「増やす」を教えても面白いかなぁと思案中。とっとと株主にしてみようか、どうしようか…